(趣旨)

第1条　この規則は、本町における文化振興を図るため、文化活動に係る国又は都道府県(教育委員会を含む。)が関係した行事、その他本町が認めた大会の予選等を通過し、全国大会等に出場するものに対し、助成金を交付することについて必要な事項を定めるものとする。

(適用範囲)

第2条　助成金を交付する対象となるものは次の各号のいずれかに該当するもので、予選又は選考を経て、和歌山県又は本町を代表して全国大会等へ出場する場合又は、全国規模のコンクール等に出品・出展し、そのコンクール等の最高賞を受賞し、表彰式に出席する場合に適用する。ただし、和歌山県外に立地する学校(小学校その他の教育機関をいう。)の代表として出場資格を得たものについては、対象としない。

(助成金の額)

第3条　助成金の額は、別表のとおりとする。

(助成金の交付申請)

第4条　助成金の交付を受けようとする者又は団体(以下「申請者」という。)は、日高町全国大会等出場(文化)に対する助成金交付申請書(様式第1号。以下「交付申請書」という。)を受賞決定後、教育長に提出するものとする。

(助成金の交付又は不交付の決定)

第5条　教育長は、前条の規定により書類の提出を受けたときは、速やかにその内容を審査のうえ、助成金の交付又は不交付を決定し、日高町全国大会等出場(文化)に対する助成金交付・不交付決定通知書(様式第2号。以下、「決定通知書」という。)により申請者に通知するものとする。

(申請の取下げ)

第6条　申請者は、前条の規定による決定通知書を受理した場合、助成金の交付決定内容又はこれに付された条件に不服があるときは、決定通知書を受理した日から起算して15日以内に教育長に対し、申請の取り下げをすることができる。

(実績報告)

第7条　第5条の規定に係る交付決定を受けた申請者は、大会が終了したときは、速やかに日高町全国大会等出場(文化)に対する助成金実績報告書(様式第3号。以下「実績報告書」という。)に大会の参加実績が分かる書類を添付し、教育長に提出しなければならない。

(助成金の額の確定)

第8条　教育長は、前条の実績報告書の提出を受けた場合は、その報告書の内容を審査の上、助成事業の成果が助成金の交付の決定の内容及びこれに付した条件に適合すると認めたときは、助成金の額を確定し、日高町全国大会等出場(文化)に対する助成金確定通知書(様式第4号。以下「確定通知書」という。)により申請者に通知する。

(助成金の交付)

第9条　前条に規定する通知を受けた申請者は、助成金の交付を受けようとするときは、日高町全国大会出場(文化)に対する助成金交付請求書(様式第5号)を教育長に提出しなければならない。

(助成金交付の取消及び返還)

第10条　教育長は、申請者が、次の各号のいずれかに該当するときは、助成金交付の決定を取消し、又は既に交付した助成金の全額の返還を命ずることができる。

(その他)

第11条　この規則に定めるもののほか、助成金の交付に関し必要な事項は、教育長が別に定める。